梅雨入りですね。
政局は混乱し、景気は回復しているのかどうかサッパリわからず、そんな中、着実に
「韓流」ブームは年齢層の高い女性から２０代、１０代の女性までをもトリコにしつつあるようです。
日本では魅力的な人間が少なくなりつつあるような気がします。
人間的な魅力もさることながら、文化自体の魅力も薄れつつあるような気がします。
なぜそう感じるのか？理由はよくわからないのですが、最近特にそう感じます。
いや、日本に限らず、世界のエンターティメントを牽引してきたアメリカでも
魅力的だった何かが確実に失われつつあるように思います。
日本、アメリカなど経済大国を目指し進んできた国々には、共通する原因があるように思えます。
それは経済的な効率、成功を重視するあまり大切な何かを失ってきたのが原因ではないかと
感じるのです。
私たちの受けてきた教育は「経済型人間」を育成するための教育でした。
それが正しかったのか？それとも悪かったのか？
少なくとも、この国の一流大学を出て国を動かしているエリートたちを見る限り、誤れる教育だった
のではないか？そう多々感じます。
アメリカも同様に日本も再び景気を回復し国を元気にするためには、文化に力を入れる必要がある。
そして、それを支える人材の育成と支援に国をあげて取り組む。
これしかない、そう感じています。
お隣の韓国は、もう何年も前から国が文化育成を支援してきたのです。
その結果が今のアジア、ヨーロッパに広まる「韓流」だと思います。
雨の中、今回のショートフィルムのカメラを担当する人と打ち合わせの帰りに
パチリと写真を撮りながらそんな事を考えていました。
